シンポジウム「生き甲斐と夢があふれる中山間地域へ」を開催!

公開日 2005年01月19日

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 11月11日(金),雲南市加茂文化ホールラメールにおいて,本機構の重点研究部門「中山間地域における住民福祉の向上のための地域マネジメントシステムの構築」主催,雲南市共催のシンポジウム「生き甲斐と夢があふれる中山間地域へ」が 開催された。
 このシンポジウムは,過疎・高齢化の進む中山間地域における「生き甲斐」について様々な面から検討し, 豊かな環境の中で人間らしく暮らせる新しい持続的社会のあり方へのヒントを得ようと開催され,約100人が参加した。
 はじめに,乗本吉郎YMCA米子医療福祉専門学校非常勤講師が「中山間地域の高齢者の生活と生き甲斐」と題して,中山間地域の現状と生き甲斐とは何かを講演し, 次に,松原斎樹京都府立大学教授が,住まいの環境と高齢者の生活という視点から,かわべまゆみNPO法人結まーるプラス理事長が自身の取り組む,夢おこし活動を話題として提供した。

 後半のパネルディスカッションでは,土江博昭雲南市教育長を新たに向かえ,教育面からの意見も交え,意見交換がおこなわれた。「地域の人間関係やコミュニケーションが生き甲斐づくりにつながる」「世代間の価値観が多様化した今,これをうめる場が必要ではないか」など多数の意見が寄せられた。