第1回ナノテク導入研究会開催!

公開日 2005年01月19日

 12月15日(木)、第1回ナノテク導入研究会「ワイドギャップ半導体(酸化亜鉛・窒化ガリウム)の気相成長技術」が島根大学松江キャンパス大学会館3階大集会場で開催された。
 この研究会は、しまね産業振興財団から島根大学が委託された「新事業支援産学官ネットワーク支援事業(電源地域振興モデル事業)」として本機構の重点研究部門「S-ナノテクプロジェクト」が開催したものである。
 今回の研究会では、青色、白色LEDおよび次世代DVD用半導体レーザ用の材料として用いられている窒化ガリウム(GaN)と紫外線~青色の発光デバイスや太陽電池、FDP用の透明導電膜、ナノ粒子等の非常に多くの応用が期待されている酸化亜鉛(ZnO)という世界的に注目されているワイドギャップ半導体を取り上げ、これら半導体の気相成長技術について古河機械金属株式会社・素材総合研究所長碓井彰氏、日本パイオニクス株式会社矢田博之氏、帝京科学大学理工学部斉藤幸喜氏、また「S-ナノテクプロジェクト」の藤田恭久助教授がそれぞれ講演を行った。
 先端的話題から基本的な装置技術など幅広い講演が行われ、充実した研究会であった。

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