プロジェクト研究推進機構 平成19年度研究成果報告会を開催しました。

公開日 2007年01月01日

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 3月10日(月),本学において,プロジェクト研究推進機構「平成19年度研究成果報告会」が開催された。プロジェクト研究推進機構とは,地域の文化と産業をリードしつつ成果を世界に発信する知的活力あふれる大学を目指して,平成17年度に学部や研究科の枠を超えた組織として立ち上げられたもので,本年度は計9プロジェクトが精力的に活動を行った。 この中には,本年度で活動を終了する第1期重点研究プロジェクトも含まれ,3年間の研究活動・成果に大きな注目が集まった。
 報告会では,重点・萌芽研究プロジェクトがそれぞれプレゼンテーション行い,中海自然再生協議会の設立への寄与(汽水域PJ),酸化亜鉛を活用したナノバイオ研究(健康長寿PJ・SナノPJ),過疎化・高齢化が進む集落内の相互理解と共感形成のためのミニ文集プロジェクト(中山間PJ),日本初のジオパーク(地質公園)実現に向けた取り組み(地質資源PJ),山陰地方の歴史・文化資源の発掘,調査研究(文化資源PJ)など,本年度の研究成果や活動を報告した。 中には,プロジェクトの枠を超えた連携研究や今後さらなる広がりを見せ可能性を秘めたものもあり,参加者からは,「今後の展開を楽しみにしている」,「来年度からも継続して活動していただきたい」などの声がよせられた。
 また,会場では,特定研究プロジェクトのポスターセッションも行われ,米国テキサス州の大学や中国・寧夏大学との連携による国際的なプロジェクトの報告も行われた。
 各プロジェクトも本学独自の特徴的な研究であり,訪れた人々は次々に発表される研究成果や活動に聞き入っていた。

【写真:次々に発表される研究成果に聞き入る参加者たち】