公開日 2008年02月01日
S-匠ナノメディシンプロジェクトの秋重幸邦教育学部教授が,9月16日(火)~18日(木)に東京国際フォーラムで開催されたイノベーション・ジャパン2008‐大学見本市http://expo.nikkeibp.co.jp/innovation/ において「鉛フリーの新しい圧電材料・強誘電材料」についての展示と新技術説明会での発表を行った。
液晶ディスプレイやインクジェットプリンターなどに広く使われている 圧電材料は,有害な鉛を含むため,環境負荷の低減の要請から世界的に代替材料の開発が熱望されている。
秋重教授が開発した新規チタン酸バリウムは鉛を含まずに,従来材料より優れた圧電性と誘電率をもつため,ブースには多くの来場者が集まった。
また,新技術説明会では 立ち見がでるほどの盛況であった。これらの材料は,産業界の注目されるだけでなく,今後,学内 プロジェクトにおけるナノメディシンへの応用など島根大学発のイノベーションが期待される。
<写真 (上)展示会 左から徐研究員(プロジェクト研究推進機構),秋重教授,教育学部学生
(下)新技術説明会の様子>