プロジェクト研究推進機構平成21年度研究成果報告会を開催しました。

公開日 2009年02月02日

 平成22年3月1日(月),本学においてプロジェクト研究推進機構平成21年度成果報告会が開催されました。
 本成果報告会は,毎年度末に開催しているもので,各プロジェクトが中間的な研究成果の報告をすると共に,学内外の評価委員から,プロジェクトの運営状況や研究の進捗状況について評価を受けることを目的としています。
 報告会では,重点研究部門プロジェクト「S-匠ナノメディシンプロジェクト」,「地域資源循環型社会の構築」が,2年目の研究成果や最終年度となる来年度の計画について発表しました。また,本年度で研究期間が終了する萌芽研究部門「島根県における膵臓癌の撲滅をめざして」,「チタン酸化物系新熱電変換材料の実用化基礎研究」,「石見銀山を中心とした地質資源の総合資源化および山陰・島根ジオパークに関する研究」,「歴史・文化資源を活かした「地域まるごとミュージアム」化実践プロジェクト」のプロジェクトリーダーが,2年間で得た研究成果についてそれぞれ発表を行いました。
 質疑応答では,評価委員から,「限られた研究期間の中で,どこまで研究成果を出すのか,プロジェクトとしての達成目標をもっと明確にしたほうがいい。」など,厳しい意見もありました。
 また,会場を移して行われた特定研究プロジェクト「寧夏プロジェクト」,「オープンソース・ソフトウェアの安定化とビジネスモデルの構築に関する研究」,「ヒト後期発生段階における脳・臓器の調和的な組織形成の数理科学的解明」,「地域住民,自治体との連携による総合的な生活習慣病予知予防研究拠点の確立」,「たたら製鉄におけるナノテクノロジーの結晶学的解明」,「健康=未発病状態を分子レベルで判定できる方法の開発」による研究成果のポスターセッションは,各プロジェクトリーダーが来場者の質問等に答える形で行われました。

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報告会 会場の様子

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ポスターセッション会場