島根大学の大学院生が、台湾ラマン学会のサマーキャンプに参加しました

公開日 2013年02月14日

 去る7月5日から6日にかけて,島根大学総合理工学研究科の東健さん(修士1年),医学系研究科の谷野良輔さん(修士1年),生物資源科学研究科の五十嵐良さん(修士2年)が,台湾新竹縣で開催された台湾ラマン学会(TARS)主催のサマーキャンプに参加しました。これら大学院生は,本学の重点プログラム「S−グリーン・ライフナノ材料プロジェクト」及び「ナノテクプロジェクトセンター」が力を入れている大学院生の国際交流プログラムの一環として参加しました。サマーキャンプには,台湾の大学を中心に約50名の大学院生が参加しました。日本からは,大学院生参加者は,3大学から6名でした。その他,多くの若手研究者が参加しましたが,本学からは,島根大学研究機構戦略的研究推進センターの橋本英樹研究員が参加し,他大学の若手研究者との国籍を超えた交流が進みました。サマーキャンプでは,生物資源科学部の山本達之教授による「Normal modes and vibrational analysis, characteristic Raman bands−Proteins and amino acids−」と題した講演も行われました。  
 サマーキャンプに先立って,7月4日と5日には,台湾国立交通大学で台湾ラマン学会の第1回の研究会が開催されました。学会では,学生らのポスター発表が行われ,積極的な質疑討論が行われました。


サマーキャンプに参加した他大学の学生たちと
のスナップショット


酸化亜鉛ナノ粒子の物性に関して議論する
橋本研究員


分裂酵母のラマンスペクトルに関して議論する
五十嵐くん


サマーキャンプで講義する山本教授