島根大学の学生が台湾の国際交流サマーキャンプに参加しました

公開日 2014年02月14日

 去る平成26年6月23日(日)から25日(火)にかけて,島根大学総合理工学部の濱田さん(4年),医学系研究科の谷野良輔さん(修士2年)が,台湾国際ラマン学会(TARS)主催の第2回国際ラマン学会とサマーキャンプに参加しました。
 本学では,研究機構戦略的研究推進センターの重点研究部門「島根大学のシーズを活かした学際的新規医療技術開発拠点の確立」,「ナノテクプロジェクトセンター」および「医・生物ラマンプロジェクトセンター」が学生の国際交流を推進しています。そこで,本学の医理工農連携教育強化の一環として学生たちが,学会とサマーキャンプに参加しました。日本からは,本学の他に,東京大学,早稲田大学,東京農工大学,筑波大学から合計8名の学生が参加しました。
 6月23日と24日に,花蓮市の国立台湾東華大学で開催された国際ラマン会議には,約100名が参加し,3件の基調講演と15件の招待講演を中心にポスター発表も行われ,活発に討論が行われました。本学が昨年度に学術交流協定を締結したインド科学大学のSiva Umapathy教授と台湾国立交通大学の濵口教授も学会に参加され,藤田恭久教授(総合理工学研究科)と山本達之教授(生物資源科学部)と会談し,今後の学術交流を推進することで合意しました。
 続いて6月25日まで開催されたサマーキャンプには,ラマン学会参加者の大部分が参加し,ラマン分光法の医療応用などに関する講義が2日間に渡って行われました。
 来年は,新竹市の清華大学で第3回台湾国際ラマン学会とサマーキャンプが開催される予定です。


山本教授が生きた細胞のラマン分光による評価について招待講演を行いました。


参加した学生が国際シンポジウムでラマン分光の臨床診断について
研究発表を行い、海外の学生と議論を行いました。


サマーキャンプでは、ラマン分光の基礎から最新の応用まで勉強しました。