ナノテクプロジェクトセンターが「nano tech2015」に出展

公開日 2015年02月14日

 平成27年1月28日(水)~1月30日(金),東京ビッグサイトにおいて,「nano tech 2015第14回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」(主催:nano tech実行委員会)が開催され,ナノテクプロジェクトセンター(センター長:総合理工学研究科 藤田恭久 教授 ),医・生物ラマンプロジェクトセンター(センター長:生物資源科学部 山本 達之 教授 )など島根大学のナノテク関係の研究成果を出展しました。この催しは,最先端のモノづくりに欠かすことのできない基盤技術「ナノテクノロジー」に関する世界最大の展示会で,ナノ材料・素材,超微細加工技術,評価・計測分野をはじめ,各応用分野に対応した最新技術・製品が一堂に集結し,最先端技術と製品のビジネスマッチングを創出するものです。3日間をとおして,47,649人の来場者がありました。

 展示では,塗布型発光ダイオードや太陽電池やキャパシタ材料,ラマン分光の医生物応用技術などのプロジェクトセンターの研究発表に加え,重点研究プロジェクト「島根大学シーズを活かした学際的新規医療技術開発拠点の確立」(プロジェクトリーダー:生物資源科学部 山本 達之 教授 )の研究紹介,萌芽研究プロジェクト「多機能ナノ/メソ空間材料創出プロジェクト」(プロジェクトリーダー:総合理工学研究科 笹井 亮 准教授)の研究成果である呼気診断装置への応用可能な発光固体素材などのユニークな研究を紹介しました。更に島根大学のCOC事業で取り組んでいる地域志向教育研究経費の成果である「フタロシアニン誘導体を利用した色素増感太陽電池における新規色素材料の合成」(代表:総合理工学研究科 半田 真 教授)などナノテクプロジェクトセンターにおける取組や総合理工学研究科の学生が地域企業で取り組んでいるPBL授業の成果発表なども行いました。

 島根大学のブースには民間企業や海外機関等,多くの来場者がありました.若手研究者や学生も多く参加し,産業界や異分野交流など有益な体験をすることができました。


島根大学のブースについて


ブースには多くの企業や研究者が来場しました


学生がPBL授業で開発した製品が海外企業からも注目を集めました