農林水産業の六次産業化プロジェクトセンター市民向け健康セミナー「健康にいい?島根の水・お茶・食品」を開催しました

公開日 2015年02月14日

 本学のCOC事業の一環として、農林水産業の六次産業化プロジェクトセンターによる市民向けの健康セミナー「健康にいい?島根の水・お茶・食品」を、平成28年2月5日(金)午後、くにびきメッセの601大会議室にて開催しました。
 板村裕之センター長の挨拶の後、医学部の藤田委由名誉教授から「仁多水(ミネラルウォーター)は中性脂肪の値を改善するか?」と題して、1日500mlの仁多水を1か月間飲んだ男性の血清中性脂肪が減少すること、次に、山崎雅之講師から「機能性食品と肥満関連疾患」と題して、桑茶やモロヘイヤに含まれているポリフェノールの一種が糖や脂質の代謝を改善する機能性があること、また、松崎健太郎助教から「緑茶成分による認知症予防効果」と題して、天然茶葉から抽出したポリフェノンEに認知機能を向上させる働きがあることをお話ししていただきました。
 当日は約60名の参加者があり、講演後の質問時間には、講演を聞いた参加者から講師に熱心な質問が寄せらせました。また、参加者を対象としたアンケートでも「生活に身近な講演で良かった」「わかりやすかった」などの感想が寄せられ、有意義な講演会を開催することができました。

(セミナーの様子)


司会:板村 裕之 センター長


藤田 委由 名誉教授


山崎雅之 講師


松崎健太郎助教