西条柿を粉末化した商品「ポリフェノールの青柿くん」の販売を開始しました

公開日 2016年02月14日

 農林水産業の六次産業化プロジェクトセンターでは、プロジェクトの一つとして、地域特産品の機能性に関わる本学の研究成果を活用、発展させ、新しい商品開発や事業開発を図ることを目的としております。
今般、島根県の特産品である「西条柿」を粉末化した新しい商品「ポリフェノールの青柿くん」の発売を開始しました。  
 昔から、柿は、酔いざましや悪酔い防止に効果があると言われております。現在までに、本学では、生物資源科学部の板村裕之教授を中心に、島根県やJAとも連携して、西条柿を原材料とした錠剤やドリンク剤を開発してきました。今回販売を開始した「ポリフェノールの青柿くん」は、西条柿の若い果実(幼果)を粉末にして顆粒化した商品で、柿顆粒1袋(5g)あたり、タンニンとして、ポリフェノール110mgを含んでいます。今般、有限会社山陰住設産業(松江市)によって、大手インターネット通販サイトにて販売が開始されました。水と一緒に服すと飲みやすい商品となっています。  
 農林水産業の六次産業化プロジェクトセンターでは、産学官連携による六次産業化産品の開発や販売促進に向けて、今後も積極的にプロジェクトを進めていく予定です。             


「青柿くん」ラベル


顆粒の状態


★農林水産業の六次産業化プロジェクトセンターや「青柿くん」に関するお問い合わせ先:
 島根大学 生物資源科学部 教授 板村裕之(農林水産業の六次産業化プロジェクトセンター長)
  Tel:0852-32-6504  E-mail:rokujipro@life.shimane-u.ac.jp