宍道湖西岸地区におけるアズキの実証試験栽培への産学官連携

2017年12月7日

 農林水産業の六次産業化プロジェクトセンターではアズキの研究開発に取り組んでいます。この度、出雲市平田灘分を中心とする宍道湖西岸地区のほ場整備事業において、地元産アズキの大規模生産に取り組むことを目指し、産学官連携が展開されています。本年度は、アズキの栽培実証試験として、7月には大型播種機での種まき実演会、8月にはアズキの生産振興を考える集い、そして11月にコンバインによる収穫実演会が行われ、本学からはプロジェクトセンターの教員及び学生が参加しました。  
 アズキに対する地元の食品製造業界からの高いニーズもあり、将来的には地元産アズキを、100ヘクタールを超える耕地で栽培し、安定供給することを目指しています。そのための品種の開発や選抜、また地域の土壌環境や気象条件を踏まえた栽培技術開発について、本学においても研究開発に注力しています。地元の風習や食文化をより高め、そして地域産業の興隆に寄与することを目的に、新たな産地を創出する産学官連携の壮大なプロジェクトとなっています。
 学生にとっては、産地化に向けた地域の取り組みに参加したり、大型機械化などの技術導入の過程や試験栽培を見学するなど、本学の研究が産業界において活用されている実例を体感する機会にもなっています。
 2月には本年度の試験栽培で収穫されたアズキを使用した加工品の試作会も予定されており、その加工品の分析等を本学において実施する計画です。


大型播種機での密植播種


アズキの生産振興と出雲ブランド化の集い



アズキ開花の様子(9月)


試験栽培の様子(湿害対策が肝要)


コンバインによる収穫


農林生産学科 城 助教による説明と意見交換

【本件に関するお問合せ先】
 農林水産業の六次産業化プロジェクトセンター
  E-mail:rokujipro@life.shimane-u.ac.jp