10月14日，15日の両日，本機構の特定研究部門「テキサス水環境プロジェクト」主催，重点研究部門「汽水域の自然・環境再生研究拠点形成プロジェクト」共催の水と生命研究会「学術研究会イン島根－水と水環境シンポジウム－」が開催された。 水と生命研究会は，わが国のみならず，国際的視野から，多くの碩学を招き「水」および「水環境」に関する研究の交流をおこなっている。 そして，「水と生命」の視点から，科学的認識を深め，その研究成果を共有することにより， 地球環境の均衡を維持するための多くの努力に寄与することを目指している。
　シンポジウム1日目は，島根大学の汽水域プロジェクトとテキサス水環境プロジェクトの研究発表が、2日目は，水と生命にまつわる研究発表がおこなわれ、 会場の総合理工学部多目的ホールは立ち見ができるほどの盛況ぶりで，水と水環境について考えることのできるすばらしい研究会となった。 また，16日は中海の水環境の見学を行い，大変関心深い１日を過ごした。

写真：研究成果を発表する生物資源科学部佐藤利夫教授