プロジェクト研究推進機構 平成18年研究成果報告会を開催しました。

公開日 2006年01月30日

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 プロジェクト研究推進機構平成18年度研究成果報告会が、2月27日(火)、本学において開催され、所属する13プロジェクトがそれぞれ研究成果を発表した。
 この研究成果報告会は、本機構の各プロジェクトの取り組みを広く紹介すると共に、今後の研究活動のより一層の発展を目指して、学内外の専門家を招いたプロジェクト評価の実施を目的に行われたものである。
 報告会では、2年目を向かえた重点研究プロジェクトと今年度で研究期間が終了する萌芽研究プロジェクトを中心に、報告が行われた。 重点研究プロジェクトでは、メディアに取り上げられ注目を集めている骨スクリューや酸化亜鉛薄膜研究、富栄養化の原因となるリンの吸着作用のある高機能性コンクリートブロックの開発と実証実験などが報告された。 中には、当初予想していなかった研究領域の広がりや発見もあったことが報告され、研究活動の活発さが伺えた。一方、萌芽研究プロジェクトでは、これまでの研究活動を振り返りながら、重点研究プロジェクトへの構想が発表された。
 また、今回は、本学吉野勝美客員教授の特別報告が「島根県連携新技術開発」と題して行われ、学内外の研究者との連携の結果生まれた、多くの成果が発表された。  本機構の立ち上げから2年、異分野との連携や新しい発見など、本学の研究活動は更なる発展を見せている。

【写真:当日の様子】