平成22年度中間報告会を開催しました

公開日 2010年02月13日

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柴田均 プロジェクト研究推進機構長

 平成22年9月27日(月)、本学教育学部棟20番教室において、平成22年度プロジェクト研究推進機構中間報告会を開催しました。この中間報告会は、プロジェクト研究推進機構の重点研究部門、萌芽研究部門のプロジェクトリーダーが研究 の進捗状況について発表を行うものであり、今年度は学内教職員や学生、学外関係者にも広く知ってもらうことを目的に「島根大学研究フォーラム」として公開で行ないました。
 以下のプロジェクトについて報告があり、会場の出席者と活発な質疑応答が交わされました。

【重点研究部門】   
・S-匠ナノメディシンプロジェクト(総合理工学部 藤田恭久 教授)   
・地域資源循環型社会の構築-持続可能で活力ある地域を目指して-
                     (生物資源科学部 野中 資博 教授)

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【萌芽研究部門】

  • 島根県に多い膵臓癌の撲滅をめざして(医学部 本間良夫 教授)
  • 『出雲国』成立過程における地域圏の形成と展開に関する総合的研究 (法文学部 大橋 泰夫 教授)
  • 地理情報システム(GIS)を活用した多次元データの集学的高度利用に関する研究  
                     (医学部 塩飽 邦憲 教授)発表者:プロジェクト研究推進機構 濱野 強 講師
  • 島根地域の自然界に学んだ有機-無機ハイブリッド発光ナノ材料の創製 (教育学部 西山 桂 准教授)
  • 小規模浄化槽の簡易な高度処理技術の開発(総合理工学部 清家 泰 准教授)
  • 強相関電子系物質の新奇な超伝導機構の解明(総合理工学部 藤原 賢二 准教授)

 最後に柴田均研究戦略会議委員長が本学の次期重点研究の推進方針について発表を行い、以下の5つのテーマを対象として研究プロジェクトとしての環境を整え、その中から最終的に次期重点研究プロジェクトを決定していくと説明しました。

  1. ナノテク材料開発に関する研究
  2. 医理工農連携による地域住民の生活、健康維持に関する研究
  3. 地域のニーズに対応した人文社会科学的研究
  4. 汽水域環境の保全と水資源・水環境に関する研究
  5. 寧夏大学、寧夏医科大学と連携した研究