島根大学の大学院生が北テキサス大学で研究発表

公開日 2011年02月13日

 平成23年8月30日(火)~31日(水),北テキサス大学(テキサス州デントン)において「ナノフォトニクス材料に関する北テキサス大学と島根大学の学生交流ワークショップ」を行いました。 ワークショップには本学重点研究プロジェクト「S-グリーン・ライフナノ材料プロジェクト」リーダーの藤田恭久教授(総合理工学部)と古林寛研究員に加えプロジェクト研究に携わる医理工農連携プログラムの大学院生2名(医学系研究科1名,総合理工学研究科1名)が参加し,双方の学生が研究発表と共同研究についての議論を行いました。
 北テキサス大学では,2007年から毎年2か月程度島根大学に学生を派遣し,帰国後も酸化亜鉛など島根大学で作製した材料を使って多くの学生が研究を行っています。これは学生レベルでの研究を通した国際相互交流というユニークな取り組みです。島根大学の学生を北テキサス大学に派遣するのは今回が2度目ですが,島根大学においても北テキサス大学の派遣学生の来日時にはゼミを英語で行うなど交流を深めています。このため,学生たちは今回のワークショップにおいても,普段のように躊躇なく英語による口頭発表と議論を行うことができました。  
 また,北テキサス大学と前日に訪問したテキサスクリスチャン大学(フォートワース)のコロキウムにおいて藤田教授が本学重点研究について紹介しました。島根大学での重点研究の取り組みについては両大学とも関心が高く,新しい共同研究の輪を拡げることができました。

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北テキサス大学の学生とのワークショップの様子

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ワークショップで研究発表する島根大学の大学院生

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テキサスクリスチャン大学との学生交流

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北テキサス大学における島根大学の重点研究の紹介