「平成24年度萌芽研究提案プロジェクト研究発表」を開催しました

公開日 2011年02月13日

 平成23年12月27日(火),本学において「島根大学研究フォーラム:平成24年度プロジェクト研究推進機構萌芽研究部門提案プロジェクト研究発表」を研究戦略会議,本学プロジェクト研究推進機構の主催で開催しました。
 これは、平成24年度から始まるプロジェクト研究推進機構第4期萌芽研究部門の研究テーマとして申請があった13件の提案プロジェクトについて各代表者がプレゼンテ―ションを行い、採否審査を行う研究戦略会議委員だけでなく本学教職員や学生にも学内の研究について知ってもらおうと公開で開催したものです。当日は,松江キャンパス(25名),出雲キャンパス(27名)の会場を合わせて,52名の参加がありました。
 発表を行ったプロジェクト13件は,医学部(3件)、総合理工学部(5件)、生物資源科学部(4件)、汽水域研究センター(1件)から申請されたもので,島根大学や島根・山陰という地域の特性に根ざした研究や個性的な研究があり,発表者は研究の特色等についてアピールしました。

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柴田 均 プロジェクト研究推進機構

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松江会場

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出雲会場


 なお、今回プレゼンテーションを行った研究の中から5件の提案プロジェクトが、平成24年度萌芽研究プロジェクトとして採択される予定です。

●提案プロジェクト    

  • 「栄養と有酸素運動による認知症予防・改善効果の検証-ヒト介入試験」
         (医学部 橋本 道男 准教授)    
  • 「島根大学の環境を生かした有用微生物の探索と高度利用」
         (生物資源科学部 川向 誠 教授)    
  • 「次世代救急医の育成事業~アジアの発展途上国への医療支援と医療研修」
         (医学部 橋口 尚幸 教授)    
  • 「島根県に多い膵がんに対する抗体医薬開発」
         (医学部 浦野 健 教授)    
  • 「高性能・低騒音風力発電装置の設計技術の確立に関する研究」
         (総合理工学部 李 樹庭 准教授)    
  • 「住まいにおけるライフスタイルの総合的提案~温故知新:松江圏域・隠岐の島の伝統 的木造住宅を   事例に~」(総合理工学部 中井 毅尚 准教授)    
  • 「東北地方の農業復興に役立つ遺伝子群の探索と機能解析」
         (生物資源科学部 秋廣 高志 助教)    
  • 「再生核ヒルベルト空間の理論を用いたグラフの固有値に関する研究」
         (総合理工学部 瀬戸 道生 講師)    
  • 「低カリウムメロンの安定生産と医療施設での利用」
         (生物資源科学部 浅尾 俊樹 教授)    
  • 「大陸から島弧へ至る過程における島根県の地質変動の解明」
         (総合理工学部 入月 俊明 教授)    
  • 「山陰地域における自然災害データベースの構築および防災研究拠点の形成」
         (総合理工学部 汪 発武 准教授)  
  • 「シジミプロジェクト-地球温暖化に対する宍道湖の環境変化とヤマトシジミの対応-」
         (汽水域研究センター 瀬戸 浩二 准教授)    
  • 「ウシ脂肪細胞分化における新規遺伝子機能解析に関する研究」
         (生物資源科学部 宋 相憲 助教)