島根大学特別研究経費プロジェクト膵がん撲滅キックオフミーティングを開催しました

公開日 2013年02月14日

 本学の特別経費プロジェクト「がん撲滅に向けての集学的研究の推進—膵がんを中心とした難治性がんに対する低侵襲的ながん治療法の確立—」のキックオフミーティングを、さる平成25年6月27日(木)に、医学部看護学科棟 N11 講義室にて開催しました。
 プロジェクトリーダーの浦野 健 教授(医学部・病態生化学)より「プロジェクトの概要説明」が行われ、島根県に多い膵がん撲滅への意気込みが語られました。
 特別講演では、世界的にご活躍されている2名の先生を講師としてお招きしました。三重大学 大学院医学系研究科 がんワクチン治療学 珠玖 洋 教授には「がん免疫療法の橋渡し研究—がんワクチンと抗原受容体改変T細胞輸注療法—」という演題でがん免疫療法の臨床応用について、また東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 津本 浩平 教授には「抗体医薬開発における抗体エンジニアリングの現状」という演題でバイオ医薬品開発の現状を丁寧に解説していただきました。また、プロジェクトからは3名の先生方にプロジェクトにおける研究計画などを講演いただきました。一般の方・教員・医師・学生など60名を超える参加者があり、講演後の討論会でも積極的な質疑応答が行なわれました。
 当日、山陰放送の「テレポート山陰」でニュースとして放映されました。


キックオフミーティングの様子


井川 幹夫 病院長の挨拶


プロジェクトリーダー浦野健 教授による
プロジェクト概要説明


珠玖 洋 教授による特別講演


津本 浩平 教授による特別講演


本間 良夫 特任教授による講演


原田 守 教授による講演


浦野 健 教授による講演


大谷 浩 医学部長の挨拶