総合理工学研究科1年加藤雪さんのポスター発表が日本化学会低次元系光機能材料研究会サマーセミナーで優秀発表賞を受賞

公開日 2013年02月14日

 2013年9月9日(月)、10日(火)に愛媛県松山市道後にぎたつ会館にて開催された日本化学会低次元系光機能材料研究会第2回サマーセミナー(http://photolowd.chemistry.or.jp/ )で、総合理工学研究科総合理工学専攻物理・材料領域の笹井 亮 准教授(ナノテクプロジェクトセンター兼任)が指導する修士1年生 加藤 雪さん(総合理工学研究科総合理工学専攻物理・材料領域)が行ったポスター発表『Layer-by-Layer法によるコバルト酸ナノシート/ポルフィリン交互積層膜の作製とその評価』が、優秀発表賞として表彰されました。  
 発表では、本研究で扱う系がポルフィリン(植物の光合成を担う色素の類似化合物)とp型半導体ナノシートを精緻に積層したものであると同時にポルフィリンの光励起により電子を外部へ移動させることが可能であることを示した点について評価され、今回の受賞に至りました。  
 なお、本研究は重点研究部門 「S-グリーン・ライフナノ材料プロジェクト」および科研費挑戦的萌芽研究の支援の下で推進したものです。



優秀発表賞を受賞した加藤 雪さんと指導教員の笹井 亮 准教授