ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ   ~現場の血液(血痕)から犯人を絞り込むには-法医鑑識科学体験-を実施しました

公開日 2015年02月14日

 平成27年8月11日(火)、「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~現場の血液(血痕)から犯人を絞り込むには~法医鑑識科学体験~」(実施代表者 医学部法医学講座藤原純子 助教)を実施しました。
 ひらめき☆ときめきサイエンスとは、最先端の科研費の研究成果について、小学校5・6年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、ふれることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムで、今回は高校1,2年生16人が参加しました。
 はじめに、医学部・法医学講座、ナノテクプロジェクトセンター兼任教員の竹下 治男 教授と藤原 助教が血痕予備検査(ルミノール反応)のデモンストレーションを行いました。また、ナノテクプロジェクトセンター長の藤田 恭久 教授(総合理工学研究科)と共に法医学講座で学際的卒業研究を実施している総合理工学部の卒研生によるポータブルラマン分光装置を用いた血痕検査のデモンストレーションも行いました。ラマン分光による血痕検査は島根大学の重点研究「島根大学のシーズを活かした学際的新規医療技術開発拠点の確立」の研究テーマの一つです。
 参加者はグループに分かれて、血痕からの血液型判定、DNA型検査を体験しました。「楽しく実験できた。」、「科学への興味が深まった。」などの感想が聞かれ、有意義なプログラムとなりました。


ルミノール反応のデモンストレーション

ポータブルラマンのデモンストレーション

実習の様子