本田 正美 特任助教(Ruby・OSSプロジェクトセンター)が情報文化学会賞「片方善治」を受賞

公開日 2015年02月14日

 この度、本学戦略的研究推進センター Ruby・OSSプロジェクトセンターの本田 正美 特任助教が情報文化学会賞「片方善治賞」を受賞し、平成27年10月10日(土)に開催された第21回全国大会において贈賞式がありました。  情報文化学会賞は、情報文化の分野における優れた研究活動・社会活動ならびに創作活動に従事する個人・グループまたは団体を対象に贈られるもので、「片方善治賞」は名誉会長賞にあたります。  
 本田特任助教は、「公共サービス電子化の基盤整備とオープンガバメントの推進に関する研究」において、公共サービスの提供に関わる電子化の中核をなす個人識別と個人認証、顧客関係管理と知識経営システムの構築について検討を行い、それらと新たな電子政府の取り組みであるオープンガバメントとの関係について論述しました。オープンガバメントの取り組みは今後も世界各国で進められると予想されていますが、従来の電子政府政策の延長線上には位置しない取り組みがなされる可能性もあります。そのような変化に注意を払いながら電子政府のあり方について検証を続けている研究の情報文化学への寄与が評価され、この度の受賞となりました。