オープンデータ活用歴史ハッカソンin松江を開催しました

公開日 2015年02月14日

 島根大学研究機構 戦略的研究推進センター Ruby・OSSプロジェクトセンターではオープンデータ(行政等が保有するデータを利用しやすい形で公開し、民間機関等の二次利用が可能なデータ)を活用して地域マネジメント(街づくり・健康福祉)の事例調査や、オープンデータを活用した経済効果に関する研究を進めています。
  10月31日(土)、11月1日(日)の2日間、松江歴史館・歴史の指南所において、「オープンデータ活用歴史ハッカソン in 松江」を開催しました。このイベントは、松江市の松江歴史館が所有する歴史情報を、Ruby・OSSプロジェクトセンターで開発した「松江ソーシャルネットワークマップ」 を通じてオープンデータ化を進め、そのデータを活用した街づくりにつながるアプリケーションのアイデアや開発を学生や市民の手で進めることを目的に企画したものです。
 ハッカソン(Hackathon)はハッキング(Hacking)とマラソン(Marathon)を合わせた造語ですが、2日間にわたって延べ20名の島根大学生、エンジニアなど市民のみなさんが参加し、歴史情報を通じた街づくりのアイデア出しからそれをアプリケーションとしての形にするまで取組みました。2日間にわたる長丁場のイベントでしたが、参加者のみなさんは市民マラソンを楽しむようなスタイルで、松江歴史館の展示や松江城の散策、そしてお茶会も楽しみながら、それぞれの得意分野を活かして歴史や街づくりに対する思いを形にしていく作業を進めました。今後はさらに作品を実際に動作するように仕上げ、多くの市民のみなさんに活用していただけるようなアプリケーションの開発を目指します。


ハッカソン(作業中)の模様

ハッカソン(作品発表会)の模様1

ハッカソン(作品発表会)の模様2