公開日 2016年02月14日
今年の5月に島根大学と交流協定を結んだ,インドのケララ州にあるコーチ理工大学で,International Conference on Recent Trends in Engineering & Technology (ICoRRTE’2016)が,10月3日~5日に開催されました。島根大学から,生物資源科学部の山本達之教授と,国際交流センターの宮坂実特任准教授が招待され,各々「Recent Advances of Raman Project Center for Medical and Biological Applications, Shimane University」と,「Possibility to expand the relation between CUSAT and Shimane University」という題目で講演を行いました。学会では,40件以上の口頭発表があり,島根大学以外の招待講演として,科学技術振興機構(JST)の西川裕治博士がさくらサイエンスプラン事業を紹介しました。その他,アメリカのアラバマ州立トロイ大学の副学長のEarl Ingram博士,同大学教授のGovind Menon博士,そして,ドイツのオストファリア応用科学大学教授のAndreas Jain博士らが招待講演を行いました。
島根大学の2件の講演を聞いたコーチ理工大学の学部学生や大学院学生から,多くの質問があり,「どうしたら島根大学に留学できますか?」という趣旨の質問もありました。同大学と結んだ交流協定の効果が早速表れたものであり,今後,二つの大学の交流が益々進むものと期待されます。
コーチ理工大学に設置されたICoRTET2016開催を示す案内ゲート
会場に掲揚さらた島根大学の校章をあしらった旗
ICoRTET2016のオープニングセレモニーで挨拶する山本教授
ICoRTET2016で島根大学の紹介を行う宮坂特任准教授