農林水産業の六次産業化プロジェクトセンターがアグリビジネス創出フェア2016に出展しました

公開日 2016年02月14日

 平成28年12月14日(水)から16日(金)に、東京ビッグサイトにおいて、農林水産省主催による、「アグリビジネス創出フェア2016」が開催されました。本フェアは、産学における各機関が農林水産・食品分野に関する最新の技術を持ち寄りそれぞれのブースにおいて展示を行い、交流することを通じ、新たなビジネスの可能性を創出するための技術交流・展示会です。2013年度より毎年、農林水産業の六次産業化プロジェクトセンターとして出展しており、今年で4回目の出展となります。
 出展したブースでは、島根大学の保有する食品シーズや、六次産業化商品として、出雲おろち大根およびそれを用いたドレッシング、島根大学で栽培したさつまいもを使用した焼酎「神在の里」、西条柿を使用した清涼飲料水「晩夕飲力」、シャインマスカットワイン、島根県の企業が販売している各種乾燥果実、エゴマを用いた関連商品、住宅の湿気を調節する調湿木炭「炭八」等を紹介しました。西条柿や乾燥果実、ワインなどは試食、試飲、エゴマや「炭八」の炭は実物を用いて紹介が行われ、たくさんの方に感想や意見をいただきました。また、本フェアにおいて、六次産業化プロジェクトセンター長である、生物資源科学部の板村裕之教授が「西条柿の機能性—悪酔防止—を利用した六次産業化」というテーマで研究・技術プレゼンテーションを行いました。島根県における六次産業化の取り組みも含めて、来場者には大変興味を持っていただき、3日間に渡ってブースは多くの方で賑わいました。
 六次産業化プロジェクトセンターでは、本フェアでいただいた貴重なご意見やアドバイスを活かし産学官連携による六次産業化産品の開発や販売促進に向けて、今後も様々な活動を行って農林水産業の六次産業化を積極的にサポートしていく予定です。


展示ブースの様子


板村教授による発表