ナノテクプロジェクトセンターが「nano tech2017」に出展しました

公開日 2017年03月09日

 平成29年2月15日(水)~2月17日(金),東京ビッグサイトにおいて,「nano tech 2017 第16回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」(主催:nano tech実行委員会)が開催され,ナノテクプロジェクトセンター(センター長:総合理工学研究科 藤田 恭久 教授 )など島根大学のナノテク関係の研究成果を出展しました。この催しは,最先端のモノづくりに欠かすことのできない基盤技術「ナノテクノロジー」に関する世界最大の展示会で,ナノ材料・素材,超微細加工技術,評価・計測分野をはじめ,各応用分野に対応した最新技術・製品が一堂に集結し,最先端技術と製品のビジネスマッチングを創出するものです。3日間をとおして,53,106人の来場者がありました。  展示では,塗布型発光ダイオードや熱電変換素子を作製するパルス通電焼結法などのプロジェクトセンターの研究発表に加え,重点研究プロジェクト「島根大学シーズを活かした学際的新規医療技術開発拠点の確立」(プロジェクトリーダー:生物資源科学部 山本 達之 教授)のラマン分光の医生物応用やナタデココの歯科応用の研究などのユニークな研究を紹介しました。また,島根県委託「インターンシップ等受入企業改善提案事業」の支援を受けた県内企業におけるPBL授業(Project Based Learning 課題解決型授業)の成果の出展も行いました。
 島根大学のブースには民間企業や海外機関等,多くの来場者がありました。特に,オランダやイタリアなど欧州からの研究交流の依頼や,企業からの多数の訪問など島根大学への期待を実感できました。また,学生グループを派遣するPBLを通した地域企業との連携は大変興味をもたれました。展示には若手研究者や学生も参加し,有益な体験をすることができました。

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ナノテクプロジェクトセンターのブース
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学生がPBL授業の成果を発表しました