公開日 2017年07月11日
7月2日(日)に出雲市稗原地区で第4回「稗原マルシェ」(主催:稗原マルシェ実行委員会)が開催され、生物資源科学部および法文学部の学生13名が企画運営に協力しました。本年度は、稗原地区でたくさん採れるタケノコを食材に学生がスイーツセットを考えて販売を行いました。また、レストランメニューの稗原御膳や特製カレーに添える小皿サラダも学生のアイディアから生まれました。
「稗原マルシェ」との連携は昨年度より開始し、今回で3回目です。本年度は、島根大学農林水産業の六次産業化プロジェクトセンター、島根大学地域未来戦略センターのコミュニティイノベーションチャレンジ(CIC)の企画、また島根大学COC事業「地域志向教育研究経費」の事業として実施しました。4月にコンニャク芋の植え付けとタケノコ掘りを生産者の方々と一緒に行って以降、5月と6月にも現地に赴き、メニューの試作・検討を行ってきました。4月に現地で体験したり試食したりした稗原のイメージや味、また食材の特徴的な食感を表現できるよう試作を重ねて出来上がった商品は、来場された皆さんにおいしいといって食べてもらえました。マルシェの軽トラ市では、商品の陳列やタグ付けをはじめ、珍しい野菜や多品種ある野菜は、生産者からそれぞれ説明を受けながら学生が販売を手伝いました。学生だけで販売を担当したJA女性部手作りの笹巻きとコンニャクも完売でした。
地域の農産物の生産、加工、販売、消費の地産地消、六次化の取り組みに加わることで、様々な現場の課題発見と学びの場となりました。次回稗原マルシェは今秋11月に開催予定です。
農林水産業の六次産業化プロジェクトセンターホームページ
http://www.rokujika.shimane-u.ac.jp/
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