公開日 2018年01月29日
関西学院大学理事の尾崎幸洋教授が,平成30年1月22日(月)に,島根大学を訪問されました。尾崎教授は,我が国の医用分光学を本格的に始められた研究者で,現在までに1000編を超える著作,論文を発表されています。医・生物ラマンプロジェクトセンター長の山本達之教授とは,30年を超える研究交流があります。
最初に,本学理事(企画・学術研究担当)の秋重幸邦教授を表敬本問され,本学URAの澤嘉弘特任教授,山本達之教授も交えて,大学における研究に関する意見交換などを行いました。その後,生物資源科学部1号館203室において,「ラマン分光法は医療診断に革命をもたらすか?」の題目で,講演を行っていただきました。この講演会は,医・生物ラマンプロジェクトセンターの主催で実施されましたが,重点研究プロジェクト「医療診断応用研究を中心に据えたラマン分光法の医理工農連携研究」の勉強会,細胞工学研究会講演会,および遺伝子機能解析部門セミナーも兼ねて行われました。講演会には,出雲キャンパスの先生方も参加され,約50名の聴衆を集めて熱気のあるものになりました。講演終了後には,質疑応答の時間も設けられました。医・生物ラマンプロジェクトセンターでは,ラマン分光法の理解と普及のために,今後も勉強会や講演会を開催していきます。
秋重理事への表敬訪問
講演会で質問に答える尾崎教授
【本件のお問合せ先】
生物資源科学部 山本 達之 TEL:0852-32-6551