重点研究部門・Sナノ_平成16年度の研究成果

平成16年度研究成果

 平成16年度は主にプロジェクト体制の立ち上げを行いました。 無機発光材料、強誘電体、有機材料、触媒、高温超伝導体、熱電変換材料の分野で独創的な研究を展開している島根大学の研究者を集め、 個々の材料をプロジェクトの中でどのように活かしていくかを検討しました。 その結果、プロジェクトを上で述べた2つのサブグループに分けて進める方針を固めました。 また、島根県産業技術センターとの技術検討会,テキサス州立大学との学術交流などにより、学外に活動を広げるための基礎固めを行いました。
 実際の研究面では、高性能な酸化亜鉛超微粒子の安価な作製法の確立、新規強誘電体BaTi2O5の微粒子・薄膜の ゾル・ゲル法による簡易な作製法の確立など、今後プロジェクトを進展させる上で基礎になる成果を得ました。