地理情報システム(GIS)を活用した多次元データの集学的高度利用に関する研究
概要
本研究においては,地域生活情報,健康情報,自然・環境情報などの異なる性質の情報について,地理情報システム(Geographic Information System)を活用することを通して集学的に活用しやすいプラットフォームを構築し,中山間地域での地域健康福祉サービスや農林業の産業育成,さらに安全・安心な生活の支援情報システムなどの高度活用方法について研究を進めます。
研究内容・活用
島根大学疾病予知予防医学拠点は,生活習慣病コホート研究で自然・環境,地域社会,生活習慣,健康福祉等の幅広いデータを収集してきました。本研究では,これらの多次元データを地理情報システムを活用した情報プラットフォームに再構築し(島根大学のユニークな研究リソースの構築),中山間地域の地域医療,空き家活用,森林管理等の学際的な活用方法開発を目指します(研究リソースの高度利用)。このために,全学の共同研究体制を組織し,多学問分野の有機的な連携に基づく学際的で質の高い研究を推進し,中山間地域の持続可能な開発に寄与していきたいと考えています。
研究者紹介
プロジェクトリーダー 塩飽 邦憲(医学部・教授)
廣富 哲也(総合理工学部・准教授) 山口 修平(医学部・教授)
米 康充 (生物資源科学部・准教授) 作野 広和(教育学部・准教授)
河野 美江(保健管理センター・准教授) 鎌田 真光 (医学部・大学院生)
濱野 強 (プロジェクト研究推機構・講師)
連絡先
濱野 強 TEL:0853-20-2921 E-mail:thamano@med.shimane-u.ac.jp